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スターソルジャー1986年6月13日/ハドソン/HU-011/ROMカートリッジ/4,900円©1986 HUDSON SOFT 「スターフォース」の続編として開発されたハドソンオリジナルの超ド級シューティング。後に続く「ソルジャーシリーズ」の原点。「連射」をゲームコンセプトの中核に位置付けたひとつの完成形であり、「名人ブーム」最盛期を象徴する一本。
ハドソン(19) | 縦シューティング(24) | 管理人の個人的殿堂(9) | |
画面はトップビュー上方強制スクロール。テーカン社「スターフォース」を基に、当初は「スーパースターフォース」として開発されていただけに、基本的なゲームのスタイルはスターフォースと同様だが、多彩な新要素が盛り込まれている。
自機シーザーは前方へ2連装のショットを撃つことができる。このショットは空中・地上物の別なく有効。
シーザーはステージ内のパワーカプセルを取得することで3段階にパワーアップする。
1段階目でスピードアップと連射、2段階目で前方に2発・後方に1発の3方向ショット、3段階目で星型5方向ショットとバリアが装備される。バリアは敵弾に5発まで耐えられるが、1発被弾した時点でショットが3方向に降格する。5方向に戻すためには、あと4発の被弾によりバリアをはずし、純粋な2段階目に戻った後、再度パワーカプセルを取る必要がある。
上方からスクロールしてくる浮遊大陸は基本的には背景と同じだが、一番下端の縁の部分が場所によっては大陸の裏側に入り込む入口となっており(トラップゾーン)、これに入り込むとその大陸の切れ目から外に出るまで、敵の攻撃に当たらないかわりに、一切攻撃ができなくなる。連射し続けることが生き残る唯一の道になっている本作において攻撃できないことは圧倒的な不利となる。攻略上、トラップゾーンの位置を覚えておくことは実はかなり重要である。
トラップゾーンの中には、通過することで5方向バリアの3段階目パワーアップ状態に昇格できる「裏パワー」が存在する。
パワーカプセル取得時には約1秒程度、裏パワー取得時には約3秒の間、自機は無敵状態になる。また、5方向の状態でさらにパワーカプセルを取得すると、画面内の敵キャラを一掃できる。
各ステージの最後は「スターブレイン」との対決で、これを倒すとステージクリア。4ステージごとに出現する「ビッグスターブレイン」は当時最大級の敵キャラとして話題になった。
13ステージ以降は、敵が誘導弾を撃ってくるようになり、また敵の飛行速度・飛行パターンが変化し、難易度が格段に上がる。但し誘導弾はバリア装備時以外は撃ってこないので、あえて3方向ショットで乗り切るのも有効な戦略である。
16ステージをクリアすると強制的にエンディングメッセージが流れ、ゲームオーバーとなる。その後プレイできる「裏面」では、敵キャラのグラフィックが全面的に変わり、1面の最初から誘導弾を撃ってくる。
隠れキャラ「高橋名人の16連射」はステージ3に出現する。これを取るとまさにボタンを押し続けるだけで秒間16発の連射が可能になる。
隠れキャラ「レーザー」はステージ6に出現する。これを取ると貫通力のあるレーザーを発射できるようになる。セレクトボタンで通常のショットと切り替えることができる。
合体母艦「ラザロ」は合体前に16発打ち込むことで8万点、目玉の地上物「デライラ」は左右同時に破壊することで8万点、「Z」マークの隠れキャラ「ゼグ」は連続で逃さず破壊することで最高8万点と、高得点を取得するためにはこれらボーナスを逃さず取得していかなけらばならない。
1986年の「第2回TDK全国キャラバンスターソルジャーファミコン大会」では、高橋名人の率いる「名人塾」の門下生というふれ込みで川田名人・桜田名人の新名人を南北キャラバンの各隊長として全国を縦断、本作を使用して全国65箇所でファミコン大会が開催された。当時人気の少年誌「コロコロコミック」とのタイアップもあり大変な盛り上がりを見せた。
また、高橋名人と毛利名人のスターソルジャー直接対決5番勝負を収録した映画「GAME KING 高橋名人V.S.毛利名人 激突大決戦」と、スターソルジャーを題材としたアニメ映画「RUNNING BOY スターソルジャーの秘密」がロードショー公開された。(高橋名人の16連射スイカ割りは後々まで語り継がれた)この他にも、高橋名人歌手デビュー、自伝出版、「名人の妹」と題したキャンペーンガールオーディションの開催など、ハドソンのメディアミックス路線の展開パワーは物凄いものがある。
■管理人の個人的殿堂コメント
ボーナス取得時のファンファーレはゲーム史に残る傑作だと思う。高橋名人を旗手に連射文化を打ち立てた功績は比類ない。個人的に、ファミコン大会をはしごした夏休みの思い出が印象強く、絶対に外せない。

第2回TDK全国キャラバン「スターソルジャー」ファミコン大会 入賞認定証(提供:管理人)
自機シーザーは前方へ2連装のショットを撃つことができる。このショットは空中・地上物の別なく有効。
シーザーはステージ内のパワーカプセルを取得することで3段階にパワーアップする。
1段階目でスピードアップと連射、2段階目で前方に2発・後方に1発の3方向ショット、3段階目で星型5方向ショットとバリアが装備される。バリアは敵弾に5発まで耐えられるが、1発被弾した時点でショットが3方向に降格する。5方向に戻すためには、あと4発の被弾によりバリアをはずし、純粋な2段階目に戻った後、再度パワーカプセルを取る必要がある。
上方からスクロールしてくる浮遊大陸は基本的には背景と同じだが、一番下端の縁の部分が場所によっては大陸の裏側に入り込む入口となっており(トラップゾーン)、これに入り込むとその大陸の切れ目から外に出るまで、敵の攻撃に当たらないかわりに、一切攻撃ができなくなる。連射し続けることが生き残る唯一の道になっている本作において攻撃できないことは圧倒的な不利となる。攻略上、トラップゾーンの位置を覚えておくことは実はかなり重要である。
トラップゾーンの中には、通過することで5方向バリアの3段階目パワーアップ状態に昇格できる「裏パワー」が存在する。
パワーカプセル取得時には約1秒程度、裏パワー取得時には約3秒の間、自機は無敵状態になる。また、5方向の状態でさらにパワーカプセルを取得すると、画面内の敵キャラを一掃できる。
各ステージの最後は「スターブレイン」との対決で、これを倒すとステージクリア。4ステージごとに出現する「ビッグスターブレイン」は当時最大級の敵キャラとして話題になった。
13ステージ以降は、敵が誘導弾を撃ってくるようになり、また敵の飛行速度・飛行パターンが変化し、難易度が格段に上がる。但し誘導弾はバリア装備時以外は撃ってこないので、あえて3方向ショットで乗り切るのも有効な戦略である。
16ステージをクリアすると強制的にエンディングメッセージが流れ、ゲームオーバーとなる。その後プレイできる「裏面」では、敵キャラのグラフィックが全面的に変わり、1面の最初から誘導弾を撃ってくる。
隠れキャラ「高橋名人の16連射」はステージ3に出現する。これを取るとまさにボタンを押し続けるだけで秒間16発の連射が可能になる。
隠れキャラ「レーザー」はステージ6に出現する。これを取ると貫通力のあるレーザーを発射できるようになる。セレクトボタンで通常のショットと切り替えることができる。
合体母艦「ラザロ」は合体前に16発打ち込むことで8万点、目玉の地上物「デライラ」は左右同時に破壊することで8万点、「Z」マークの隠れキャラ「ゼグ」は連続で逃さず破壊することで最高8万点と、高得点を取得するためにはこれらボーナスを逃さず取得していかなけらばならない。
1986年の「第2回TDK全国キャラバンスターソルジャーファミコン大会」では、高橋名人の率いる「名人塾」の門下生というふれ込みで川田名人・桜田名人の新名人を南北キャラバンの各隊長として全国を縦断、本作を使用して全国65箇所でファミコン大会が開催された。当時人気の少年誌「コロコロコミック」とのタイアップもあり大変な盛り上がりを見せた。
また、高橋名人と毛利名人のスターソルジャー直接対決5番勝負を収録した映画「GAME KING 高橋名人V.S.毛利名人 激突大決戦」と、スターソルジャーを題材としたアニメ映画「RUNNING BOY スターソルジャーの秘密」がロードショー公開された。(高橋名人の16連射スイカ割りは後々まで語り継がれた)この他にも、高橋名人歌手デビュー、自伝出版、「名人の妹」と題したキャンペーンガールオーディションの開催など、ハドソンのメディアミックス路線の展開パワーは物凄いものがある。
■管理人の個人的殿堂コメント
ボーナス取得時のファンファーレはゲーム史に残る傑作だと思う。高橋名人を旗手に連射文化を打ち立てた功績は比類ない。個人的に、ファミコン大会をはしごした夏休みの思い出が印象強く、絶対に外せない。

第2回TDK全国キャラバン「スターソルジャー」ファミコン大会 入賞認定証(提供:管理人)












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