水晶の龍

水晶の龍

水晶の龍

1986年12月15日/DOG(スクウェア)/DG-001/ディスク/ディスクセーブ/3,400円
©1986 SQUARE/NIPPON SUNRISE

DOG(Disk Original Group)ブランド第一弾。開発はスクウェア。アイコンによるコマンド選択式テキストアドベンチャー。アニメーションを多用したグラフィックは容量の少ない当時としては出色。「野球拳」のウソ技(テク)で有名。

DOG(3) | テキストアドベンチャー(11) | ディスクシステム(43) |

水晶の龍
宇宙空間で次々と消息を絶ったシャトルと突如出現した謎の水晶のドラゴンが世間を騒がせる中、主人公ヒュー・ルーカスは行方不明となったシンシアとナイルの探索を開始する。

画面は3Dタイプのテキストアドベンチャー。画面上方に横に並ぶ9つのアイコンがメインコマンドで、これと同時に画面上のカーソルを操作してコマンドを決定していく。

場面によってはコマンドの入力回数制限があり、この制限以内に正しいコマンドを入力しないとゲームオーバーになることがある。ゲームオーバーになると、少し戻った地点からやり直しになるあたりはフレンドリーな設計。
コマンドの入力方法が独特で、慣れるまではどうしても入力ミスが多くなる。コマンドは途中でキャンセルできず、この点は改善の余地があったか。

マッピングの空間認識が上下逆のところが多い。慣れてしまえば上下を逆転して操作すればよいだけなのだが、先に進もうとして延々と同じ場所をぐるぐる廻ってしまうことがある。

キャラクターデザインはマンガ家の佐藤元。ソフトの解説本にオリジナルマンガが載っている。
「ガンダム」シリーズで知られるアニメーション制作スタジオの日本サンライズ(当時)がアニメ部分の開発に協力した。

DOGとは、ディスク・オリジナル・グループの略で、「夢幻の心臓」のクリスタルソフト、「メルヘンヴェール」のシステムサコムなど、パソコン市場で人気タイトルを展開していた各社がファミコンへ共同で参入するために立ち上げたブランドのこと。開発は各社単独で行い、販売は一括してスクウェアが行った。約2年間で11タイトルが、DOGブランドから発売となっている。

雑誌「ファミリーコンピュータMagazine」に掲載されたウソ技(テク)は、「シンシア(ヒロインの女性)と野球拳ができる」というもので、雑誌の編集スタッフが捏造した証拠画面写真を信じてせっせとありもしないコマンドを入力し続けた小学生は数知れず。


水晶の龍 タイトル画面水晶の龍水晶の龍水晶の龍水晶の龍水晶の龍水晶の龍水晶の龍水晶の龍

■メーカー別一覧: DOG(3) (新)↑ ↓(古)
とびだせ大作戦
ディープダンジョン魔洞戦記
水晶の龍
■発売日順によるソート:(新)↑ ↓(古)
キングコング2怒りのメガトンパンチ(コナミ)
ブリーダー(ソフトプロ)
メトロクロス(ナムコ)
魔鐘(アイレム)
水晶の龍(DOG)
謎の壁ブロックくずし(コナミ)
ドラえもん(ハドソン)
アディアンの杖(サン電子)
シャーロック・ホームズ伯爵令嬢誘拐事件(トーワチキ)

YouTube 動画

水晶の龍 エンディング (Crystal Dragon for NES : Ending)

1:12~ エンディング

再生時間: 3:04
再生回数: 20,632
高評価: 34 低評価: 0
追加日: 2011年6月11日
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