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新人類1987年2月10日/リコーエレメックス/RC-001/ROMカートリッジ/4,900円©1987 RIX SOFT/©1987 HUDSON SOFT プロレスラーの長州力とタイアップした異色シューティング。開発はハドソン。縦方向パワーアップ型シューティングにジャンプアクションの要素を加味し、全体としてはハドソンカラーのきちんとした仕上がりになっている。長州力本人が出演したテレビCMが話題を呼んだ。
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画面は上方強制スクロール。ステージ終端のボス戦は画面固定。
マックスは体力制。敵の攻撃を受けると画面右上のハートが減少する。ハートがゼロになると一機失う。ステージ内の池や穴、アリ地獄に落ちたり、石像の吐く火炎に触れると残り体力に関係なくミス。
ステージはラウンド1から3までがそれぞれマップを4分割して1-1から3-4までの12ステージ(各ラウンド内ではシームレス)とし、ミスした場合はそのステージから再スタートとなる。ラウンド4は各ステージが1?3ラウンドと同じ長さ。4-4の最終ボスを倒すと1-1に戻る。
マックスの武器は最初は投石で、威力、射程も貧弱だが、「こぶし」マークのパネルを取得すると石オノ、ブーメラン、たいまつへとパワーアップする。
シューズパネルは移動スピードがアップする。
武器レベル、移動レベルは敵の攻撃を受けると一段階ダウンする。
ダイヤのパネルは、敵に触れることなく取り続けると得点が100点から徐々に上がり、最終的には1UPとなる。
骨付き肉のパネルは体力を全快する。ハートのパネルは体力の上限アップ。
ステージ内の池や穴は落ちるとミスとなるので、ジャンプ(Aボタン)で飛び越える。踏み切りのタイミングがなかなかシビアなうえ、強制スクロールや敵の攻撃が続行する中、移動する足場を斜めジャンプで飛び越えていく難易度の高さは、さすがはハドソン製とうなってしまう。純粋なシューティングかと思うと、難度の高さに挫折するのはほぼこのジャンプアクションの部分と思ってよい。
隠しパネルの「ハト」は取るとマックスの背中に羽根が生え、Aボタン押しっぱなしで空中浮遊となる。浮遊中は池や穴に落ちることはないが、地上のパネルを取ることが出来ない。敵の攻撃を受けたりAボタンを離すと羽根は消えてしまう。
このゲーム最大のウリは、隠しパネルの「リキ」で、これを取得するとマックスは長州力となり、敵を貫通するリキラリアットの分身を放つことができるようになる。リキ状態で敵の攻撃を受けたり、ボス画面へと移行するとたいまつレベルになる。
新人類とは、このゲーム発売の前年(1986年)の流行語大賞となった単語で、一般的には旧来の伝統的な価値観にとらわれないタイプの若者のことを指す。このゲームではそれをわざと勘違いしたような設定だが、これに長州力のキャラのインパクトが混ざり込み、しかしゲームの内容はしっかりと作りこまれているという、なんとも混沌としたテイストのタイトルとなった。
長州力オフィシャルサイト http://www.choshuriki.com/











■メーカー別一覧: リコーエレメックス(1) (新)↑ ↓(古)
新人類■発売日順によるソート:(新)↑ ↓(古)
ファミリートレーナーエアロビスタジオ(バンダイ)
ゴルフJAPANコース(任天堂)
エスパードリーム(コナミ)
飛龍の拳奥義の書(カルチャーブレーン)
新人類(リコーエレメックス)
ナゾラーランド創刊号(サン電子)
ザ・ブラックバス(ホット・ビィ)
アウトランダーズ(ビクター音楽産業)
エッガーランド(HAL研究所)