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ミネルバトンサーガラゴンの復活1987年10月23日/タイトー/TA-014/ROMカートリッジ/バッテリーバックアップ/5,500円©1987 TAITO 傭兵システムが絶賛を浴びた、本格ファンタジーRPG。各地に伝わる伝説を一つずつひも解き、神々の奇跡と祝福を味方につけながら宿敵打倒へと向かっていくシナリオも秀逸で、プレイヤーの評価はおしなべて高い。続編に「シルヴァ・サーガ」シリーズがある。
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神々の住む世界「ミネルバトン」で、暗黒神の王子ラゴンにより滅亡したパルメキア王国の唯一の生き残りの王子となって、ラゴンを倒す旅に立ち上がる。
画面はトップビュー4方向任意スクロール。フィールドから街や特定の構造物に重なると画面が切り替わる。戦闘ではトップビュー単画面。
プレイヤーはゲーム開始時一人だが、最大3人のパーティーを組むことができる。パーティーはプレイヤーのほかに魔法使いとアーチャーが一人ずつで、行く先々で仲間に加えることができるが、同じタイプの仲間を新しく加えるとそれまでの仲間と入れ替えになる。パーティーの各メンバーの装備は独立しているが、持ち物としては共通で受け渡しを行う必要はない。またメンバーが入れ替わった際は、それまでの仲間の装備が自動的に引き継がれる。
プレイヤーのパーティーとは別に、ゲームを進めていくと傭兵を最大5名まで雇い入れることができる。
マップ上で敵に遭遇すると戦闘画面へと切り替わる。戦闘は体当たりによる直接攻撃と、弓矢と魔法による直接攻撃が行える。直接攻撃はプレイヤーキャラを4方向に操作して行う。関節攻撃はパーティーメンバーが自動的に行う。
戦闘中、プレイヤーパーティーと傭兵のパーティーを入れ替えることができる。傭兵は3名を選択して出撃させる。傭兵の攻撃は直接攻撃のみで、プレイヤーは操作することはできない。
敵を倒したときに得られる経験値は、プレイヤーパーティー戦闘時はプレイヤーに、傭兵戦闘時は各傭兵が獲得し、一定値でレベル/クラスが上昇する。(プレイヤーパーティーの各メンバーはレベルが上昇しない)
両パーティーの切り替えは完全に任意のタイミングで行えるため、途中まで傭兵に戦わせ、その後プレイヤーパーティーが引き継いで経験値を獲得する(その逆も可)という戦闘スタイルが基本となる。
傭兵は戦闘終了ごとに全回復するので、傭兵をうまく活用すればダメージをあまり受けることなく先へと進めることができる。
傭兵はHPがゼロになるとロストとなり、二度と復活させることができない。プレイヤーパーティーのメンバーは街のマジックギルドで蘇生可能。プレイヤー自身が死亡すると、セーブ地点から再開となる。セーブはマジックギルドで行える。
全ての戦闘は「にげる」コマンドでスキップできるので、低レベルでも逃げ回れば先まで進めるが、マップ上の要所は固定シンボル敵キャラが守っており、倒せるレベルにならないとその先には進めなくなっている。
同社タイトーから直前に発売されていた「未来神話ジャーヴァス」が振るわず、本作は画面のイメージがそれに類似していたため、前評判的には全くのノーマークに近い存在だった。そのため発売直後にワゴンセールの憂き目に遭うケースもあり、セールス実績としては圏外の、「隠れた名作」筆頭といえる。
■管理人の個人的殿堂コメント:
傭兵を、育てる。このタイトルの快感はその一点に集約できると思います。最初は弱々しい傭兵たちが、そのうち勝手に敵を始末しといてくれる頼もしい存在に変貌していきます。傭兵とプレイヤーのパーティー切り替えが自由に行えるというチートに近い過保護設定も育成の手ごたえ満足度を高めるのに一役買っています。傭兵は戦闘終了ごとに自力で全回復とはなんというプロ意識というか「けなげさ」でしょう。ますます頼ってしまいます。そんな頼れる傭兵も、うっかり死亡させてしまうともう復活させることができません。これは酷な設定かと思いきや、新しい傭兵を補充してまた一から育成し直せるという喜びが生まれるので全然平気という、まさに万能の永久快感システムといえましょう。20年以上の時を経て、まだBGMのメロディーラインを覚えているのもまさに記憶に残る名作の証。
画面はトップビュー4方向任意スクロール。フィールドから街や特定の構造物に重なると画面が切り替わる。戦闘ではトップビュー単画面。
プレイヤーはゲーム開始時一人だが、最大3人のパーティーを組むことができる。パーティーはプレイヤーのほかに魔法使いとアーチャーが一人ずつで、行く先々で仲間に加えることができるが、同じタイプの仲間を新しく加えるとそれまでの仲間と入れ替えになる。パーティーの各メンバーの装備は独立しているが、持ち物としては共通で受け渡しを行う必要はない。またメンバーが入れ替わった際は、それまでの仲間の装備が自動的に引き継がれる。
プレイヤーのパーティーとは別に、ゲームを進めていくと傭兵を最大5名まで雇い入れることができる。
マップ上で敵に遭遇すると戦闘画面へと切り替わる。戦闘は体当たりによる直接攻撃と、弓矢と魔法による直接攻撃が行える。直接攻撃はプレイヤーキャラを4方向に操作して行う。関節攻撃はパーティーメンバーが自動的に行う。
戦闘中、プレイヤーパーティーと傭兵のパーティーを入れ替えることができる。傭兵は3名を選択して出撃させる。傭兵の攻撃は直接攻撃のみで、プレイヤーは操作することはできない。
敵を倒したときに得られる経験値は、プレイヤーパーティー戦闘時はプレイヤーに、傭兵戦闘時は各傭兵が獲得し、一定値でレベル/クラスが上昇する。(プレイヤーパーティーの各メンバーはレベルが上昇しない)
両パーティーの切り替えは完全に任意のタイミングで行えるため、途中まで傭兵に戦わせ、その後プレイヤーパーティーが引き継いで経験値を獲得する(その逆も可)という戦闘スタイルが基本となる。
傭兵は戦闘終了ごとに全回復するので、傭兵をうまく活用すればダメージをあまり受けることなく先へと進めることができる。
傭兵はHPがゼロになるとロストとなり、二度と復活させることができない。プレイヤーパーティーのメンバーは街のマジックギルドで蘇生可能。プレイヤー自身が死亡すると、セーブ地点から再開となる。セーブはマジックギルドで行える。
全ての戦闘は「にげる」コマンドでスキップできるので、低レベルでも逃げ回れば先まで進めるが、マップ上の要所は固定シンボル敵キャラが守っており、倒せるレベルにならないとその先には進めなくなっている。
同社タイトーから直前に発売されていた「未来神話ジャーヴァス」が振るわず、本作は画面のイメージがそれに類似していたため、前評判的には全くのノーマークに近い存在だった。そのため発売直後にワゴンセールの憂き目に遭うケースもあり、セールス実績としては圏外の、「隠れた名作」筆頭といえる。
■管理人の個人的殿堂コメント:
傭兵を、育てる。このタイトルの快感はその一点に集約できると思います。最初は弱々しい傭兵たちが、そのうち勝手に敵を始末しといてくれる頼もしい存在に変貌していきます。傭兵とプレイヤーのパーティー切り替えが自由に行えるというチートに近い過保護設定も育成の手ごたえ満足度を高めるのに一役買っています。傭兵は戦闘終了ごとに自力で全回復とはなんというプロ意識というか「けなげさ」でしょう。ますます頼ってしまいます。そんな頼れる傭兵も、うっかり死亡させてしまうともう復活させることができません。これは酷な設定かと思いきや、新しい傭兵を補充してまた一から育成し直せるという喜びが生まれるので全然平気という、まさに万能の永久快感システムといえましょう。20年以上の時を経て、まだBGMのメロディーラインを覚えているのもまさに記憶に残る名作の証。




































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