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ファイナルファンタジー1987年12月18日/スクウェア/SQ-005/ROMカートリッジ/バッテリーバックアップ/5,900円©1987 SQUARE スクウェアの誇る巨編シリーズの第一作。「ドラクエの先へ」を合言葉にゲームシステムのあらゆる部分にオリジナリティが検討され、それをチーフプログラマーのナーシャ・ジベリが見事に実現、剣と魔法の世界に高度文明が融合するシナリオの傑作SFファンタジーRPGとなった。同社の業績不振から撤退前の最後の作品という意味で「ファイナル」と名付けられたが、同社を窮地から救いゲーム業界の雄へと押し上げることになるまさに出世作。キャラクターデザイン天野喜孝、サウンドは植松伸夫。通称FF(エフエフ)。
スクウェア(4) | テキストRPG(10) | |
世界を救うという4人の光の戦士となり、世界を形成する土・火・水・風の4つの力を回復させるため、うごめく闇の正体を突きとめる。
画面はトップビュー4方向任意スクロール。フィールドから街や建物に入ると拡大マップに切り替わる。
プレイヤーは最初から4人パーティーを編成してゲームを開始する。パーティーの各メンバーは戦士、モンク、シーフ、白魔術士、黒魔術士、赤魔術士の各ジョブを自由に選択できる。打撃系、魔法系をバランス良く取り入れたほうがゲーム進行上有利だが、クリア後は片寄った編成で挑戦すれば別の展開が楽しめる。
ゲームが進展すると、上級職にクラスチェンジできる(ナイト、スーパーモンク、忍者、白魔導士、黒魔導士、赤魔導士)。クラスチェンジはアイテム「ねずみのしっぽ」を入手すれば現在のレベルに関わらず可能で、4人同時に行われる。
最初の小イベント(カオス神殿から王女を救出する)が終了した時点で「プロローグから本編へ」という意味合いでの本タイトル画面が挿入される。後のシリーズで貫かれるFFの「ドラマチックビジュアル」路線の出発点はこのタイトル画面かもしれない。
戦闘画面はパーティー同士の戦いとなり、どの敵を誰が何によって攻撃するかにより形勢が大きく変わる。攻撃対象とする敵キャラクターを画面上のカーソルを移動させて選択する。本作では前衛・後衛の概念はなく、隊列の位置取りによってコマンドが制限されることはない。(隊列の順序は敵からの攻撃の受けやすさにのみ影響する)
コマンドの入力が全員完了すると、敵味方に関係なく、素早い者から順にコマンドが実行される。敵か味方かどちらかのパーティーが全滅するか、逃げ出すまで戦闘は継続する。
炎系の敵には氷系の攻撃、水中の敵には雷撃系の攻撃、アンデッドモンスターには白魔法など、敵の弱点に合わせて武器・魔法を選択するとより大きなダメージを与えることができる。
武器・防具は各キャラクターごとに所持する形式で、別のキャラクターに装備させたい場合は受け渡しを行う必要がある。ジョブにより装備できるものが異なる。
「アイテム」はパーティーで共通で所持しており、使用するのに受け渡しを行う必要はない。
魔法は攻撃系の黒魔法、回復系の白魔法に大きく大別され、それぞれ黒魔術士(黒魔導士)、白魔術士(白魔導士)が習得できる。赤魔術士(赤魔導士)は両方を習得できるが、全てを習得することができない。
魔法はレベル1から8までの8段階があり、街の魔法屋で購入することで覚えることができる。魔法は各魔法レベルごとの使用可能回数を魔法系キャラクターは持っており、この回数の範囲内で使用することができる(いわゆるMP:マジックパワーの概念は存在しない)。使用可能回数はキャラクターのレベル上昇とともに増加し、消費したものは宿屋等で全快できる。
フィールド上の移動手段としては船、カヌー、飛空艇が登場する。船は徒歩の2倍、飛空艇は4倍のスピードで移動でき、飛空艇移動中は敵のエンカウントが発生しない。
船はレンガ造りの港に、飛空艇は平地に停泊させておくことができる。一度停泊させると自動的に最寄りの位置に移動するようなことはないので、停泊位置を見失わないように注意が必要。
船で移動中Aボタンを押しながらBボタンを55回押すと「15パズル」のミニゲームが出現する。
本作の国内累計売上げは約52万本で、ファミコンハードでのシリーズ全体を見ても「3」の140万本が最高で、セールス的にはドラクエに遠く及んでいない。しかしそのエッジのきいた、新しいことに挑戦していくゲームシステムと、SFファンタジーの圧倒的スケールの世界観の構築は掛け値無しのオンリーワンたりえ、ドラクエと共に2大RPGシリーズとして不動の地位を獲得していくことになる。
画面はトップビュー4方向任意スクロール。フィールドから街や建物に入ると拡大マップに切り替わる。
プレイヤーは最初から4人パーティーを編成してゲームを開始する。パーティーの各メンバーは戦士、モンク、シーフ、白魔術士、黒魔術士、赤魔術士の各ジョブを自由に選択できる。打撃系、魔法系をバランス良く取り入れたほうがゲーム進行上有利だが、クリア後は片寄った編成で挑戦すれば別の展開が楽しめる。
ゲームが進展すると、上級職にクラスチェンジできる(ナイト、スーパーモンク、忍者、白魔導士、黒魔導士、赤魔導士)。クラスチェンジはアイテム「ねずみのしっぽ」を入手すれば現在のレベルに関わらず可能で、4人同時に行われる。
最初の小イベント(カオス神殿から王女を救出する)が終了した時点で「プロローグから本編へ」という意味合いでの本タイトル画面が挿入される。後のシリーズで貫かれるFFの「ドラマチックビジュアル」路線の出発点はこのタイトル画面かもしれない。
戦闘画面はパーティー同士の戦いとなり、どの敵を誰が何によって攻撃するかにより形勢が大きく変わる。攻撃対象とする敵キャラクターを画面上のカーソルを移動させて選択する。本作では前衛・後衛の概念はなく、隊列の位置取りによってコマンドが制限されることはない。(隊列の順序は敵からの攻撃の受けやすさにのみ影響する)
コマンドの入力が全員完了すると、敵味方に関係なく、素早い者から順にコマンドが実行される。敵か味方かどちらかのパーティーが全滅するか、逃げ出すまで戦闘は継続する。
炎系の敵には氷系の攻撃、水中の敵には雷撃系の攻撃、アンデッドモンスターには白魔法など、敵の弱点に合わせて武器・魔法を選択するとより大きなダメージを与えることができる。
武器・防具は各キャラクターごとに所持する形式で、別のキャラクターに装備させたい場合は受け渡しを行う必要がある。ジョブにより装備できるものが異なる。
「アイテム」はパーティーで共通で所持しており、使用するのに受け渡しを行う必要はない。
魔法は攻撃系の黒魔法、回復系の白魔法に大きく大別され、それぞれ黒魔術士(黒魔導士)、白魔術士(白魔導士)が習得できる。赤魔術士(赤魔導士)は両方を習得できるが、全てを習得することができない。
魔法はレベル1から8までの8段階があり、街の魔法屋で購入することで覚えることができる。魔法は各魔法レベルごとの使用可能回数を魔法系キャラクターは持っており、この回数の範囲内で使用することができる(いわゆるMP:マジックパワーの概念は存在しない)。使用可能回数はキャラクターのレベル上昇とともに増加し、消費したものは宿屋等で全快できる。
フィールド上の移動手段としては船、カヌー、飛空艇が登場する。船は徒歩の2倍、飛空艇は4倍のスピードで移動でき、飛空艇移動中は敵のエンカウントが発生しない。
船はレンガ造りの港に、飛空艇は平地に停泊させておくことができる。一度停泊させると自動的に最寄りの位置に移動するようなことはないので、停泊位置を見失わないように注意が必要。
船で移動中Aボタンを押しながらBボタンを55回押すと「15パズル」のミニゲームが出現する。
本作の国内累計売上げは約52万本で、ファミコンハードでのシリーズ全体を見ても「3」の140万本が最高で、セールス的にはドラクエに遠く及んでいない。しかしそのエッジのきいた、新しいことに挑戦していくゲームシステムと、SFファンタジーの圧倒的スケールの世界観の構築は掛け値無しのオンリーワンたりえ、ドラクエと共に2大RPGシリーズとして不動の地位を獲得していくことになる。

























































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