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ウィザードリィ1987年12月22日/アスキー/AS-012/ROMカートリッジ/バッテリーバックアップ/ターボファイル対応/5,800円©1987 Andrew Greenberg,Inc./©1987 Robert Woodhead,Inc./©1987 GAME STUDIO Inc ©1987 ASCII Corporation for Japanese translation コンピュータRPGというジャンルを創設したといっても過言ではない、大古典にして大傑作のファミコン移植版。音楽に羽田健太郎、モンスターデザインに末弥純を起用、3Dダンジョンの描画をレンガ調の面画にするなど、ファミコンならではの仕上がりになっている。ゲームクリア後も、村正や手裏剣などのレアアイテム探索、キャップなしのレベル/HP上昇といったやり込み要素があるため、実質的にこのゲームのプレイに終わりはない。シナリオタイトルは「狂王の試練場」。
アスキー(11) | テキストRPG(10) | |
王国の至宝「魔法の魔除け」が魔法使いワードナにより奪われた。魔除けを奪還し賞金と名誉ある称号を得るために、ワードナの棲む地下迷宮へと戦士たちが挑戦する。
画面は擬似3D。十字キーで前後移動と左右への90度回転。地上、戦闘画面、キャンプではコマンド選択ウィンドウ上での操作となる。
プレイヤーは酒場で仲間を6人まで編成してパーティーを組み、地下迷宮を探索する。地下には魔物など異形の生物や、攻撃を仕掛けてくる人間が徘徊しているのでこれらと戦い、経験値とゴールドなどの戦利品を得てキャラクターは成長していく。
工場出荷状態のROMには6名のキャラクターがプリインストールされている。このまま6人を選択してもいいが、新規に作り直したほうが手間はかかるが有利にスタートできる。
新規キャラクター作成は訓練場で行う。ここで重要なのはどのような職業のキャラクターを作成するかで、職業により有利な種族(人間、エルフ、ドワーフなど)を選択し、善/悪/中立の性格を決定する。(性格によって、例えば盗賊は善の性格では就くことができない。さらに、善のキャラクターと悪のキャラクターを混在させたパーティーは基本的には組めない)
新規キャラクターには、ステータスボーナスが割り振られる。種族ごとの基本値にボーナスポイントを加算していき、特定のステータスが一定値に達すると、職業が選択できるようになる。上級職であるビショップや侍は、転職によりはじめて就くことが可能な職業とされるが、このボーナスポイントは完全にランダムで、何度も繰り返せば15ポイント以上のボーナスを持つキャラクターが作られ、これにより最初からビショップ、侍のキャラクターを作成することが可能。
キャラクターは20名まで作成ができる。不要なキャラクターを削除することで、新たなキャラクターを作成することが可能になる。キャラクターの名前は任意に何度でもつけ直すことができる。別売りの乾電池式外部記憶装置「ターボファイル」(アスキー)を使用すると、ROM内のキャラクターデータを、ウィザードリィの別シナリオへと転送することが可能。
キャラクターは戦闘に勝利することで経験値を得、レベルアップ可能な経験値に到達した状態で宿屋に宿泊することでレベルアップする。
宿屋は宿泊すると宿泊施設のグレードに応じた速度でHPが回復し、同時に魔法の使用回数が全快する。各キャラクターには年齢があり、宿泊を重ねることで年齢が上がっていく。高齢に達するとレベルアップ時のステータス上昇がしにくくなり、50才以上では場合により宿泊時に老衰により死亡する。よって宿泊は可能な限り少ないほうがよく、HP回復という面ではなるべく高額な施設に宿泊するほうが有利だが、僧侶系の回復呪文でHPを回復すれば、魔法を使用しないキャラクターに関してはレベルアップ時以外は宿泊をする必要がない。
キャラクターは条件を満たすことにより転職を行うことができる。上級職のロード、忍者は条件となる必要ステータスが高く、レベルアップによりステータスが十分に上昇した状態で転職を行うことではじめて就くことができる。
転職すると経験値とレベルがリセットされ、ステータスは種族基本値にまで下げられるが、HP最高値はそのままで、覚えていた呪文をそれぞれ1度だけ詠唱できる。
転職をすると年齢が大幅に上昇する。
各キャラクターの防御力(AC:アーマークラス)は装備する防具に依存し、この値が小さいほど相手の攻撃成功率が下がる。裸の状態はAC10で、AC-10以下になると「LO」と表示される。なお忍者に関してのみ、装備を全く付けていない状態でキャラクターレベルに応じてACが低下していく。
ビショップは迷宮内で発見した正体不明のアイテムを無料で識別することができる。
地下迷宮は全10フロアで、地下10階の最深部にワードナが待ち構える。しかしワードナ討伐のためだけなら途中フロアのほとんどをスキップしてもよい。
迷宮内では敵となるモンスター等に遭遇することで、戦闘へと突入する。ただし中には友好的な存在もおり、戦闘の回避を選択できる。回避の判断次第では善/悪の性格が逆転する可能性がある。(中立は変化しない)
戦闘では前方の3人が前衛となり、直接攻撃ができる。4人目以降は後衛となり直接攻撃は行えないが、敵の直接攻撃を受けることもなくなる。戦闘中、戦闘不能となったメンバーはパーティーの最後尾に移動させられる。
敵パーティーを全滅させると経験値を得、ゴールドと共に宝箱が見つかることがある。宝箱には多くの場合は罠が仕掛けられているので、この罠の種類を見極め、解除することで安全に中身を取り出すことができる。罠の調査/解除は盗賊、忍者が得意とする。
味方パーティーが全滅すると、死亡したパーティーはその場に放置され、地上から再スタートとなる。酒場で新たにパーティーを組み、全滅地点まで潜って死体を回収しなければならない。
「死亡」したキャラクターは寺院や魔法により蘇生させられるが、まれに失敗すると「灰化」となり、「灰化」の状態からも蘇生に失敗すると消失(「ロスト」)してしまう。またテレポートの失敗によってもキャラクターは消失する。(この場合パーティー全員が消失する)
なお、ウィザードリィシリーズはファミコンハードでは3作リリースされているが、AppleIIなどオリジナル版の「シナリオ2:ダイヤモンドの騎士」がファミコンでは「ウィザードリィIII」として、オリジナル「シナリオ3:リルガミンの遺産」がファミコン「ウィザードリィII」として発売になっている。
画面は擬似3D。十字キーで前後移動と左右への90度回転。地上、戦闘画面、キャンプではコマンド選択ウィンドウ上での操作となる。
プレイヤーは酒場で仲間を6人まで編成してパーティーを組み、地下迷宮を探索する。地下には魔物など異形の生物や、攻撃を仕掛けてくる人間が徘徊しているのでこれらと戦い、経験値とゴールドなどの戦利品を得てキャラクターは成長していく。
工場出荷状態のROMには6名のキャラクターがプリインストールされている。このまま6人を選択してもいいが、新規に作り直したほうが手間はかかるが有利にスタートできる。
新規キャラクター作成は訓練場で行う。ここで重要なのはどのような職業のキャラクターを作成するかで、職業により有利な種族(人間、エルフ、ドワーフなど)を選択し、善/悪/中立の性格を決定する。(性格によって、例えば盗賊は善の性格では就くことができない。さらに、善のキャラクターと悪のキャラクターを混在させたパーティーは基本的には組めない)
新規キャラクターには、ステータスボーナスが割り振られる。種族ごとの基本値にボーナスポイントを加算していき、特定のステータスが一定値に達すると、職業が選択できるようになる。上級職であるビショップや侍は、転職によりはじめて就くことが可能な職業とされるが、このボーナスポイントは完全にランダムで、何度も繰り返せば15ポイント以上のボーナスを持つキャラクターが作られ、これにより最初からビショップ、侍のキャラクターを作成することが可能。
キャラクターは20名まで作成ができる。不要なキャラクターを削除することで、新たなキャラクターを作成することが可能になる。キャラクターの名前は任意に何度でもつけ直すことができる。別売りの乾電池式外部記憶装置「ターボファイル」(アスキー)を使用すると、ROM内のキャラクターデータを、ウィザードリィの別シナリオへと転送することが可能。
キャラクターは戦闘に勝利することで経験値を得、レベルアップ可能な経験値に到達した状態で宿屋に宿泊することでレベルアップする。
宿屋は宿泊すると宿泊施設のグレードに応じた速度でHPが回復し、同時に魔法の使用回数が全快する。各キャラクターには年齢があり、宿泊を重ねることで年齢が上がっていく。高齢に達するとレベルアップ時のステータス上昇がしにくくなり、50才以上では場合により宿泊時に老衰により死亡する。よって宿泊は可能な限り少ないほうがよく、HP回復という面ではなるべく高額な施設に宿泊するほうが有利だが、僧侶系の回復呪文でHPを回復すれば、魔法を使用しないキャラクターに関してはレベルアップ時以外は宿泊をする必要がない。
キャラクターは条件を満たすことにより転職を行うことができる。上級職のロード、忍者は条件となる必要ステータスが高く、レベルアップによりステータスが十分に上昇した状態で転職を行うことではじめて就くことができる。
転職すると経験値とレベルがリセットされ、ステータスは種族基本値にまで下げられるが、HP最高値はそのままで、覚えていた呪文をそれぞれ1度だけ詠唱できる。
転職をすると年齢が大幅に上昇する。
各キャラクターの防御力(AC:アーマークラス)は装備する防具に依存し、この値が小さいほど相手の攻撃成功率が下がる。裸の状態はAC10で、AC-10以下になると「LO」と表示される。なお忍者に関してのみ、装備を全く付けていない状態でキャラクターレベルに応じてACが低下していく。
ビショップは迷宮内で発見した正体不明のアイテムを無料で識別することができる。
地下迷宮は全10フロアで、地下10階の最深部にワードナが待ち構える。しかしワードナ討伐のためだけなら途中フロアのほとんどをスキップしてもよい。
迷宮内では敵となるモンスター等に遭遇することで、戦闘へと突入する。ただし中には友好的な存在もおり、戦闘の回避を選択できる。回避の判断次第では善/悪の性格が逆転する可能性がある。(中立は変化しない)
戦闘では前方の3人が前衛となり、直接攻撃ができる。4人目以降は後衛となり直接攻撃は行えないが、敵の直接攻撃を受けることもなくなる。戦闘中、戦闘不能となったメンバーはパーティーの最後尾に移動させられる。
敵パーティーを全滅させると経験値を得、ゴールドと共に宝箱が見つかることがある。宝箱には多くの場合は罠が仕掛けられているので、この罠の種類を見極め、解除することで安全に中身を取り出すことができる。罠の調査/解除は盗賊、忍者が得意とする。
味方パーティーが全滅すると、死亡したパーティーはその場に放置され、地上から再スタートとなる。酒場で新たにパーティーを組み、全滅地点まで潜って死体を回収しなければならない。
「死亡」したキャラクターは寺院や魔法により蘇生させられるが、まれに失敗すると「灰化」となり、「灰化」の状態からも蘇生に失敗すると消失(「ロスト」)してしまう。またテレポートの失敗によってもキャラクターは消失する。(この場合パーティー全員が消失する)
なお、ウィザードリィシリーズはファミコンハードでは3作リリースされているが、AppleIIなどオリジナル版の「シナリオ2:ダイヤモンドの騎士」がファミコンでは「ウィザードリィIII」として、オリジナル「シナリオ3:リルガミンの遺産」がファミコン「ウィザードリィII」として発売になっている。






















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