カラテカ・ザ・ファミコン 完全攻略

©1984 JORDAN MECHNER
©1985 SOFTPRO LICENSED FROM BR0DERBUND

はじめに・カラテカとは

カラテカ01 ファミリーコンピュータ・ファミコン用ソフト「カラテカ」は、空手をモチーフとした格闘アクションゲーム。

1985年12月5日、ソフトプロから発売された。媒体はROMカートリッジで、希望小売価格は4,900円。(当時は消費税未導入)

原作はアメリカの大学生ジョーダン・メックナー(Jordan Mechner)がApple IIで開発し、1984年にブローダーバンド(BR0DERBUND)社から発売された。
キャラクターモーションの滑らかさは当時としては出色の出来栄えで、世界各国で様々なハードウェアに移植された。 尚、吉本興業のお笑いコンビ「カラテカ」はこのゲームに由来する。




カラテカ・クソゲー論

カラテカ02 クソゲーと評される作品が抱える問題は様々であるが、本作カラテカの抱えていた問題点は「ニーズとの不一致」であると分析する。

・緩慢なスピード
・単調なBGM
・平坦なグラフィック
・高得点や好タイム、ステージクリアといった達成感を喚起するシステムが存在しない
・ボーナス得点や1UPの隠れキャラが存在しない
・ひたすら前へ進みつづけるだけのゲーム構成

以上に挙げたカラテカの特徴は、当時の高速化、複雑化の一途をたどろうと進歩し続けるファミコンソフトのラインナップに対し明らかに逆行するもので、これをして「ニーズの不一致」、つまり多くのユーザーが当たり前に求めるゲーム内容との乖離が著しかったということができよう。

カラテカの本質を考えるとき、前に挙げたような各要素は特に重要ではない。


カラテカ


このゲームのコンセプトは、外国人の目から見た、神秘のブシドー文化への畏敬と、最強の格闘技カラテへの憧憬である。

当時のアメリカは、ブルース・リーから連なる空手ブーム、ジャポネスクブームが静かに進行中で、折りしもカラテカの発表と前後して公開となった映画「The Karate Kid(邦題ベスト・キッド)」のヒットで一気に加熱する。

本作の作者ジョーダン・メックナーはこうした中、